夏も滑れる、通年スケートリンク

施設概要

当施設は、新港クリーン・エネルギーセンター(清掃工場)の余熱利用施設です。
管理運営は、指定管理者である 株式会社 パティネレジャー が行っています。
当施設の概要及び特徴は次のとおりです。

施設概要

住所 千葉市美浜区新港224-1
電話 043-204-7283
FAX 043-204-7284
Website http://www.aquarink-chiba.jp
敷地面積 23,715u
延床面積 4,968u
構造 鉄骨造及び鉄筋コンクリート造
階数・高さ 2階建・13m
駐車場 計270台(敷地内70台、緑地200台)
総事業費 約20億4千万円
オープン 平成17年10月23日

スケートリンク

面 積 3770u(通年利用)
リンク 国際規格60m×30m
厚さ7cm(純水化装置使用)
観客席 木製ベンチ200席(座面暖房付)
天井高 9.3m〜9.6m
フェンス 強化ガラス(全周)
冷凍設備 電気駆動冷凍機2台、アイスマット砂埋設方式
整氷車 電気自動車、プロパンガス車
照明設備 タルハライド灯54灯、最大照度1000ルクス(4段階切替)
電光表示盤 3色LEDフルマトリクス画面 横4m×縦1.3m
音響設備 センタースピーカー方式60W×4台
除湿設備 床置型除湿機5台
諸 室 フリールーム、貸靴コーナー、会議室、選手控室(2室)、救護室、整氷車室、倉庫(3室)、機械室、電気室

アクアゾーン

総面積 600u・定員50名(通年利用)
ミニプール 水深 1.0m 、広さ7.0m×18.0m(歩行浴・マッサージベンチを含む)
幼児プール 水深0.45m 、広さ4.5m×4.0m
ジャグジー 水深 0.8m 、広さ3.5m×3.5m
屋外ジャグジー 水深 0.8m 、広さ2.0m×5.0m
浄化方法 砂濾過式
濾過材 セラミック濾過材
消毒薬 次亜塩素酸ナトリウム(二酸化塩素を併用)
床の構造 ステンレス合板+コンクリート、モザイクタイル仕上げ 床暖房システム
その他 ミストサウナ併設

施設の特徴

1  ごみ焼却エネルギーの有効活用
本施設で使用するエネルギーは全て、新港クリーン・エネルギーセンターから供給されています。
@電気は、アイススケート場の整氷、全館の照明、冷暖房等に使用しています。
A蒸気は、温浴施設の給湯、アイススケート場の観客の座面暖房、リンク下の凍上化防止 、削った氷の融氷等に使用して
  います。
2  省エネ設計
@建物の形状を楕円形にし表面積を小さくすることで、エネルギーの損失を抑えています。
Aアイスリンクの空間を二重に包み、冷気が逃げないようにしています。(インナーシェル構造)
3  凍上化対策
スケート場の氷は数年間凍らせたままです。リンク下の土が凍り、床を持ち上げる凍上化現象を 抑えるため、二重の対策を講じています。
@床下に約60cmの空気層を設け、外気を通す。
Aリンク下の土の温度を測定し、凍上化の恐れが生じた場合に、基礎部分に埋め込んだパイプに不凍液を流す。